今日は所用あって大手町まで。
このへんまで来て時間ができると寄るのがここ、
ブリヂストン美術館。
4月16日までコレクション展示。
フライヤーにもなってるピカソの油画、
『腕を組んですわるサルタンバンク』
実際に見ると色彩の鮮やかさが素晴らしい。
ブリヂストン美術館の展示が上手だから、
さらに魅力的に見えたのも確かだと思う。
が、それにしても!
改めて思ったこと、
洗練されていて、尚且つ大胆で、安定した構図、
を、私は特に好むらしい。
絵画についてだけでなく、
これはインテリアに関しても言えそうな気がする。
そういう空間、家、部屋が好き。
そんなこと思いながら、セキヤで
ゲヴュルツトラミネールを買い帰路につく。
前回のはアルザス、今回のはNZ。
殆ど同じ味なのは品種の所為か、この味好きです。
真昼の子供たち / Grapevine
無い知恵しぼった挙句に言った
雨なんて降るはずない
"Be"
1949
抽象画と思われがちだがそうではない。とバーネット・ニューマンは語っている。
思想でもない。それは感情だ、と。
何かを観察して、その対象をキャンバスに描いているわけではないので、
タイトルが非常に重要なんだ、とも。
私自身は現代アートというものに対して懐疑的になりがちだけれど
(例えばマルセル・デュシャンの便器に何ら魅力を感じることができない、等)
バーネット・ニューマンの主題に対する生真面目さと、
ストイックで美しい色とコンポジションには強く惹かれることになった。
それから常設展示の中、異様な存在感を放っていたある画家の作品。
キャンバスからは生きる苦痛の痕跡が見て取れた。
支持する、私はこの人の作品を圧倒的に支持する、一目でそう思った。
プレートには1913-1951 という数字。38歳で亡くなっている。
そうだろう、こんな画を描ける人なら。
彼の作品もニューマンのように感情的で、だから強い影響力を持っている。
そして共通しているように思われるのは、ある種の潔さが感じられるところだ。
2010年11月23日
川村記念美術館にて
the freedom of space, the emotion of human scale,
空間の自由、人間的スケールの感情、
the sanctity of place are what is moving;
場の神聖さこそが心を突き動かす。
not size (I wish to overcome size),
サイズでなく(私はサイズを克服したい)
not colors (I wish to create color),
色彩でもなく(私は色を創造したい)
not area (I wish declare space),
領域でもなく(私は空間を明らかにしたい)
not absolutes (I wish to feel and to know at all risks).
絶対的なるものでもない(私は臆せずそれを感じ、知ろうとする)
the fetish and the ornament, blind and mute,
偶像や装飾には欠陥があり、
impress only those who cannot look at the terror of Self.
それに感動するのは「自己」の恐怖を直視できない者だけだ。
the Self, terrible and constant, is for me the subject matter of painting and sculpture.
恐るべき、絶えざる自己こそが、私にとって絵画と彫刻の主題である。
Barnett Newman
昨夜は、とても久しぶりに皇居を走りました、
やはりあそこは大変気持がよいコースです。
水際の澄んだ空気と、半蔵門付近から見る東京の夜景は
もう贅沢としか言いようがありません。
どうも、私です。
さて、飾りたい絵画、についてですが、
先日その作家さんから、東京で個展しますと連絡を頂きました。
いちかわともこさんという方で、活動拠点は京都、
東京での個展はあまりないとのこと、ぜひぜひ、
出かけようとおもいます。
わたしは彼女の、あめ、という作品を飾っています。
慈しむという言葉が浮かんでくる、美しい絵です。
きれいなものが好きだし、きれいなことをしたい、
「奥の奥まで」徹底的にきれいなことを。
そういう自分の志向、願望を目にすることができるのです。
気持が乱れたとき、時間や、するべきことに追われているとき、
これを見ることで、すっと自分のこころに戻ることができる、
私にとってはそういう力をもった作品です。
いちかわともこさんHP
ことり文庫HP (東京,梅ヶ丘)
BGM : Boundaries / kyte
期待以上によかった。
期待していなかったのではなく寧ろかなり期待してて
でもそれ以上によかったのです。
マン・レイ展
ジュリエットは後年の彼にとっての最高の贈りものだったのでしょう、
あんなに狂ったかわいい女のひと、そういないと思います。
この展示、幼馴染(小川さん)と行ってきたのですが
このひと
「井戸さん(私)みてると、自分はほんと普通の人間だなと思う」
などと言い出し、サロン・ド・テ ロンドで私を驚かせました。
私は未だかつて小川さんほどの奇人に出会ったことがありません、
トんでるのです。
食事を終えて、喉を潤しながら、なかなか他ではできない話題で
いろいろな議論をした。
我々は、間違っていないよ。
その後、小川さんとは川村記念美術館へ行く約束をして別れ、
六本木裏通りにあるレストランでワインを飲んで、帰路につきました。
恵比寿で乗り換えると、またどっか飲みに行っちゃう気がしたので、
あえて新宿乗り換えで帰宅。
節制、やれば、できるのであります!
BGM : sleeping in / THE POSTAL SERVICE